顧問先企業「社員」の生の声

「先生にお話し出来て本当に今は良かった!」

昨日社内で理不尽ないじめに近い事(暴言)を数年されてきた方の
相談を受けてきましたが、上層部の人にお話しが出来たと言う事を報告いただいた時の言葉。

この社員さんの「勇気を出して良く話してくれましたね」
と返しました。

彼の覚悟は自分だけと言う事ではなく
「今後この会社のためにも」とおっしゃっていました。
この事で自分は退社するかもしれない、報復をされるかもしれない…
色々な不安がお有だったことでしょう。

こうしたこと事は、どの職場でも起こりうる事で
他人事ではないと思います。

ハラスメントがあったとしても「企業は無かった事にしよう」と
働きかけてしまう傾向が、今までの慣習なのかもしれません。

「私が居なくなれば、済む話なんです」「私が退社すれば、職場は和むんです」など…
クライエント様が口癖のようにおっしゃる言葉です。

単純に「なぜ?理不尽な事をされた社員がこうした目に遭うのか?」
私はいつも疑問でした。(中にはご本人自体がすでに心の病を抱えている場合もあります)

今後求められる事は、企業としてこうした社員の声を
真摯に耳を傾け、どう組織を変えていくのか?
これは、企業にとって非常に重要な問題。

こうして勇気を出してお話しした社員さんが不利益にならないよう
サポートしていく所存です。

勿論、企業とも冷静にどう対応すべきか?
話し合いの積み重ねから、解決策を模索します。